歯周病の治療はお掃除するだけではありません.
歯周病の治療を保険でやる場合、多くの歯科医院では歯茎の中の歯石をしっかりと取っていません。メンテナンスに長く通っていても歯周病の炎症が引かない場合、歯石の取り残しがあることがあります。もちろん歯ブラシの状態が悪いため、メンテナンス期間までに歯周病の炎症が再発してしまっている場合は患者さんの責任となりますが。
保険治療の問題は、しっかりと歯石をとっても取らなくても料金は同じというです。むしろしっかりと歯石を取らないと治療が長くなりますので料金がかかってしまいます。歯茎の内部までついてしまっている歯石が歯周病の原因となりますので、しっかりと歯茎の中の歯石を取る必要があります。
また、しっかりと確実に歯茎の中の歯石を取る場合は麻酔をして外科的に歯茎を開いて見える状態で取る必要があります。通常保険治療で歯周病治療をしている歯医者さんでは外科的に歯茎を開いて歯石を取ることはありません。
歯石をしっかりと取りきらないと歯周病はさらに進行してしまいます。歯茎の中の歯石を取り残すと内部でまた増殖します。
そのため、進行してしまった歯周病の治療は、外科的に歯茎を開いてしっかりと取り残し無く歯石を取る必要があります。
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本日のブログまとめ
保険の歯周病治療では歯石がしっかり取れていないことがあります
歯周病の治療を保険診療で行う場合、多くの歯科医院では歯茎の奥深くにある歯石をしっかりと除去できていないことがあります。そのため、定期的にメンテナンスを受けていても、歯周病の炎症がなかなか引かないケースがあります。
もちろん、日々の歯磨きが不十分で、メンテナンスまでに歯周病が再発してしまう場合は、患者様自身のケアも重要な要素となります。しかし、それとは別に、歯石の取り残しが炎症の原因となっている場合も少なくありません。
保険診療では歯石の除去が不十分なことも
保険治療の仕組み上、しっかりと歯石を取っても、取らなくても治療費は同じです。むしろ、時間をかけてしっかりと歯石を取ると治療回数が増えてしまい、歯科医院にとっては負担が大きくなってしまいます。
しかし、歯周病の根本的な原因は、歯茎の内部に溜まった歯石です。この歯石をしっかり除去しないと、歯周病は進行し続けてしまいます。
本当に効果的な歯周病治療とは?
**確実に歯茎の中の歯石を取り除くには、麻酔をして外科的に歯茎を開き、目視しながら除去する方法(フラップ手術)**が必要になります。しかし、通常の保険診療では、外科的に歯茎を開いて歯石を取る処置はほとんど行われていません。
✅ 歯石を完全に除去しないと、歯周病は進行する
✅ 歯茎の中に取り残した歯石があると、細菌が増殖し炎症が続く
✅ 進行した歯周病は、外科的な治療で徹底的に歯石を除去することが必要
**神田ふくしま歯科では、経験豊富なドクターが歯周病治療のカウンセリングを行っています。**歯周病の炎症が治まらない、メンテナンスを続けても状態が良くならないという方は、一度ご相談ください。根本的な改善につながる治療をご提案いたします。
しっかりと歯石を取りたい方。無料カウンセリングを行っております.
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~骨の再生治療の注意~
骨の再生治療は保険外診療となります。当院では骨の再生治療1回の処置で4~6本の骨の再生治療を行いますが、22万円(税込み)かかります。
骨の再生治療は、完全に元の骨の状態に戻せるわけではありません。このケースのようにある程度骨の回復をさせたとしても、完全に歯の揺れが止まらない場合は、歯の揺れを止めるために連結固定をします。固定が必要があることが多いです。
骨の再生治療は外科処置となります。骨の再生治療後に炎症を起こしたりしないよう、外科治療前にしっかりと歯茎の炎症を取ることが必要になります。