歯科治療で緊張されてしまう方へ

歯科治療はどうしても痛いというイメージがありますし、何をされるかわからないという不安もあるかと思います。

 

ご自身が緊張してしまう理由をしっかりと考えて、そのことを歯科医師やスタッフの方に伝えることは大切です。

 

無理に我慢はしないようにしてください。


まず緊張する原因は痛みだと思います。歯医者は痛いというのは昔の話になってきています。

今の40代以降の方は、おそらく子供の頃に歯医者に行くと痛みを我慢して体を緊張させて治療を受けた記憶があるかと思います。歯医者は痛いから嫌という感覚はいまだに強く残っている方も多いのではないでしょうか。

 

ただ、時代も変わり、現在では麻酔なしに痛みを我慢して虫歯の治療をすること稀なことで、麻酔のアレルギーや本人の希望などのこと以外では痛みを我慢して治療を進めることはありません。

 

また、麻酔の針もどんどん細くなってきており、針を刺す時のチクッとした痛みもほぼ感じなくなってきています。


麻酔が痛くないのはわかったけどやはり緊張してしまうというかたへ。

緊張が行き過ぎてしまった場合、体に変調が出てしまうことがありあます。リラックスできるよう呼吸を整えたり、体をほぐしてください。緊張が強い場合はそのことを伝えましょう。


緊張しすぎて、治療中ショック症状が出てしまってもあらかじめその旨を伝えておけば、対処も早くしてもらえます。

 

考えられるショック症状は、血管迷走神経反射・過換気症候群・異常高血圧などがあります。

 

それぞれ治療時の緊張・不安・痛みの刺激などが原因となります。

 

ただ。これらの症状が出ても基本的には体に問題ありませんので、ご安心ください。少し安静にしていれば落ち着いてきます。

 


血管迷走神経反射

  • 現象

 副交感神経の迷走神経が緊張状態となり、心拍数がさがり、末梢血管が拡張し、血圧がさがる。意識をなくすこともあります。

  • 治療法

 治療を中止してもらい、脈がさがったり、血圧がさがったりしたらユニットを水平に倒してもらいます。そして、深呼吸をします。

 

  


過換気症候群

  • 現象

 呼吸量が増えてはあはあする。息ができない感じがする。顔色は赤みが差す

  • 治療法

治療を中止してもらい、血圧と脈が安定しているのを確認してもらったら、落ち着いて、息をゆっくりするようにしてください。息をこらえる方法や、袋などに吐いた息を吸い込む方法などもあります。


異常高血圧

  • 現象

気分の不快や頭痛・吐き気

  • 治療法

しばらく待ってもらって緊張感をほぐす。治療は次回にしてもらうなどの対応をする。

 



歯科治療で緊張される方に関するブログ

麻酔で緊張される方へ 痛みを軽減させる麻酔法とは

麻酔液を温める装置
麻酔液を温める装置

歯科治療をしたいけど、痛みが気になって治療を始めれないという方には朗報です。


麻酔の緊張の一つに痛みがあると思います。

 

麻酔の痛みを軽減させる方法として,注射の針を細くする、麻酔の液をゆっくり入れる、麻酔の液を温める、麻酔の注射の前に塗るタイプの麻酔を皮膚に塗るといった方法があります.基本的にこのすべてのことを行います.

 

麻酔の液を温める事についてですが,専用の装置で麻酔の液をあらかじめ温めておく事ができます.この方法によって、痛みの原因の一つである麻酔液の体温との温度差を少なくする事ができます。冷たい麻酔液では温度差によって刺激を感じてしまいますので、麻酔の液をあたため体温に近づけてから麻酔液を体内に入れることで、痛みを軽減させます。

 

皮膚の表面にさす痛みを軽減させる方法として、麻酔の注射の前に塗る麻酔を行います。皮膚の表面がしびれるため、針を刺すときの痛みが軽減します。


痛く無い麻酔に関しましては下記のリンクページに詳しい内容を記載させていただいております。クリックしてご覧ください。

 

痛くない麻酔のページ

 

虫歯治療や審美歯科治療の場合も麻酔が必要な事があります。痛いのに我慢して麻酔をする事はしませんのでご安心ください。

 

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麻酔の痛み
麻酔の痛み

歯ぐきの再生治療を行う場合、少しの麻酔を行います.


~歯茎の再生治療の注意~

 

お写真を見ていただいてわかるように回復した歯茎が剥がれてしまっているということはありません。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。

 

 

歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。

 

 

リスク

 

外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。

歯科治療ブログ 奥歯の麻酔について

下の奥歯の麻酔は効きにくい!伝達麻酔を使用します.


奥歯の治療を行うとき、麻酔が効きにくいことがあります。親知らずを抜くときや、歯の神経を抜くときに麻酔が効きにくくなっています。炎症が起こってしまっている部分の麻酔は聞きにくいため、大量の麻酔が必要になってしまいます。

 

こんな時、麻酔をしっかりと効いた状態にするために伝達麻酔と言って、のどの方に麻酔をすることがあります。神経の脳に近い部分を麻酔することで、麻酔の量を少なくすることができますし、しっかりと麻酔の効果を出すことができます。

 

歯の痛みを我慢し続けて我慢が限界になってしまったような痛みの場合はこの伝達麻酔を使用しないと麻酔が効かないことがあります。(もちろんそこまで我慢しないでお早目に確認されるほうが良いと思います。)

 

ただし、伝達麻酔で注意していただきたいのが、通常の麻酔に比べて、麻酔の効きが長く続き唇のしびれなどしばらく続きますので、食事では熱いものをとるときに火傷の注意をしてください。また、食事中皮膚を咬んでしまいやすくなりますのでゆっくりと咬むようにしてください。


歯の痛みに関してのページは下記のリンクページに詳しい内容を記載させて頂いております.クリックしてご覧ください.

 

歯がお痛みの方のページ

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歯科治療の麻酔は少し苦いですが大丈夫です.

歯科治療をする際どうしても局所麻酔は必要になります.お口の中の皮膚や歯の中の神経は他の身体の表面に比べて敏感なため,麻酔なしでは痛みで治療が出来ないと思います.


麻酔のお痛みは極力少なくなるように麻酔の工夫を行っておりますが,お痛みや、麻酔薬の味などが気になる方もいらっしゃいます.


今回は麻酔の味についてご説明いたします.


歯科で麻酔をする場合,皮膚の表面に塗る麻酔と皮膚の内部に入れる麻酔の2種類の麻酔薬を使用します.


皮膚の表面に塗る麻酔の味は、バナナやイチゴの味がするものが最近多いように感じます.苦くないように工夫されているようです。


ついで、皮膚の中に入れる麻酔の液の味ですが,これは味を加えるわけに行きませんので薬品の味そのままのものが感じられます.少し苦いです.麻酔を受けられる場合、あらかじめ苦いと思っていた方が良いかもしれません.


麻酔をする場合、この苦い麻酔の液がのどに入ってしまうことがあります。麻酔の液は苦いのでのどに入ると、はきそうになる方もいらっしゃいます。なるべく麻酔の液がのどに入らないようにしていますが、もし入ってしまったら手を挙げるなりしてお伝えください。動くと針を使用しているため危険です。


歯科治療を安全に受けていただくためにあらかじめ麻酔の味のイメージをしておいてください.少し苦くても全く問題ありませんのでご安心してください.緊張される方が体にはよくありません。麻酔はすごい苦いと思っているとそれほどでもないと感じられるかもしれません.アルコール成分の入ったうがい薬の味を想像しておいていただければだいたいそれくらいの感じかと思います.


歯科治療に関しまして詳しいページは別のページにご用意させて頂いております.か季のリンクページをクリックしてご覧ください.


歯科治療のページ

 

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歯のないところにインプラントを入れて咬めるようにする

歯のなくなってしまったところを治す方法にインプラントという方法があることは結構知られてきています。


歯が無くなってしまうと噛む力を支える歯の本数が次第に少なくなってしまいます.インプラント治療は噛む力を顎で直接受け止めますので、残っている歯にかかる負担を減らして、残っている歯の健康を保つ助けになります.

 

また、インプラントの安全性は世界的に毎年何十万本ものインプラントが使用されている現状を考えていただくと、安全性が高いということがご理解いただけるかと思います。

 

入れ歯とちがいインプラントは歯茎ではなくあごの骨で噛む力を受けますので、ご自身の歯と同じようにお食事ができます。

 

つまり、インプラントは見た目にもよいのですが、何よりよいのが、自分のはと同じように咬めるし、味わえることだと思います。


インプラント治療に関しましては下記のページに詳しい内容を記載させて頂いております.インプラントと治療にご興味のある方は下記のリンクをクリックしてご覧ください.

 

インプラントのページ

 

歯を抜かない事は大切ですが,歯の炎症がとれないヒビがある場合や、歯周病で完全に歯の周囲の骨が無くなってしまっている場合など、歯を残す事で周囲の骨を吸収してしまうリスクが強くなるケースがありますので,そういう場合は、インプラントをお勧めしております。


また、ただいまインプラント治療を希望される方に対して無料カウンセリングを行っておりますのでご利用ください。無料カウンセリングは御予約制となっておりますので、ご予約をお取りになってからご来院ください.

 

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神経の無い歯の変色について

歯の変色
歯の変色

歯の神経が無い歯は歯の色がだんだんと黒くなっていきます。歯の神経を抜いてから徐々に変色しますので、見慣れてしまうということはありますが,改めてお写真などをお撮りになると気になってしまう事があります.

 

神経の無い歯の漂白は、ホワイトニングでは上手くいかず、虫歯の範囲が広い場合は差し歯治療となります.歯を削ってオールセラミックなどの差し歯で変色した歯を覆います.

 

歯の変色と虫歯を見間違えないように注意する事も必要です.


お写真のケースでは、古くなった詰め物も変色して黒くなてしまっています。黒くなった詰め物は交換することできれいに見えるようになります。あまり時間がたってない詰め物の場合はクリーニングをするだけでも白くなる場合があります。

 

歯の変色についてのページ


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