急速矯正法は、近年一般的になりつつある矯正治療法です。
特に成人の方の場合、歯の移動が遅いため矯正期間が延びてしまい、歯や歯周組織に問題が起こってしまうこともしばしばあります。骨を増やす事で、歯茎が下がりにくい状態になります。たとえば、歯を抜かずに矯正治療をする際に骨の幅を広げて歯茎が下がりにくくします。
急速矯正法は矯正の期間の常識を変える一つの方法として紹介されております。
メリットデメリットをご検討される価値はありますので、ご紹介いたします。
急速矯正
急速矯正は近年確立された、骨の代謝を良くして歯の移動を早くする技術です。
急速矯正は、コルチコトミー法と急速増骨矯正法という方法があります。
患者様にとっての長所はいくつかございます。
- まず早く歯が動きます。だいたい2~3倍の速さで歯が動きます。
- 歯の後戻りが少なくなります。
- 成人の方は、矯正中の歯の根っこの吸収が少なくなります。
- 急速増骨矯正の場合は、骨の無いところにも歯を移動できます。また、矯正中の歯ぐきの退縮を予防します。
短所としましては、歯ぐきの外科的な処置が必要です。
急速矯正ケース
抜歯直後
2ヶ月後
歯を抜いた隙間がほぼ埋まりました。
通常は6ヶ月ほどかかります。
急速増骨矯正法
一見正常なように見える歯茎ですが、歯茎の中には、あごの骨がなく、歯の根っこが露出しているのが見えます。
このまま矯正をしてしまうと、支えている骨がないため、歯茎が退縮して、歯が長くなってしまいます。
こういったケースで矯正をする場合、骨を作って歯を並べる必要があります。今回は、急速増骨矯正法で骨を作りながら短期間で矯正を進めました。
骨に刺激を与え、人工の骨で歯の根っこの周りに骨を作ります。
成人の方で矯正をする場合はあごの骨の成長をほとんど期待できないので、歯を抜かないで矯正をする場合などでは特に骨を作らなくてはいけない場合が多いです。
また、歯周病の方は歯周病の治療を完全にしてからでないと、歯周病が急速に進行してしまう場合があります。矯正前に矯正専門医ではなく歯周病を治療している歯医者でかならず検査してください。
急速矯正をご希望の方は、ただいまモニターキャンペーンを行っております。総額¥437,800−(税込)の矯正治療をご希望の方はお問い合わせください。
お問い合わせ
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口より徒歩1分 (東京駅の隣の駅です。)
0120−25−1839
03-3251-3921
~矯正治療の注意~
ご存知の方も多いと思いますが、矯正治療は保険外診療となります。当院では、モニター料金で全体的の矯正治療を行う場合、検査代3万円(税別)と矯正費用総額¥398,000-(税別)がかかります。
また、終了期間はおおよその目安となります。歯の動き等によって期間に個人差があります。期間の保証するものではありません。