通常、炎症が強い場合などに麻酔をする場合、麻酔が効きにくいため麻酔の量が多く使用する必要があります.それでも麻酔が効かない場合は、伝達麻酔と言う方法を使用します.
伝達麻酔はしびれている時間が長いなどのデメリットもありますが,痛みを取るためには有効な方法です。炎症がひどいので、奥の方にする麻酔をしますという説明になることもあります。
虫歯の治療で、麻酔が効きにくいと言った体験をされた事はありませんか?
歯科治療を行う際に痛みが無いようにしたいと思われる方がほとんどですが,麻酔が効きにくい事があります.しっかりと麻酔を効かせるために、伝達麻酔と言う方法を行う事があります.
炎症が強い場合、通常の麻酔では麻酔が効かない場合があります。特に前日や当日に眠れないほどの痛みを感じてしまっていた場合や、特に下の顎の奥歯など骨の厚い場合には通常の麻酔では効きにくいことがあります。
よくある事ですが,下の奥歯の痛みが強い場合、通常の麻酔が効かないことがあります。そういった場合、歯の根っこと脳の間にある神経を途中で麻痺させます。歯に通っている神経の元の部分で麻痺さる方法です。この方法を伝達麻酔といいます。
伝達麻酔を行う場合、通常の麻酔より効くのでお痛みが強い場合に使用します。常に使用しないのは麻酔の危機が長く効きすぎてしまうためです。通常の麻酔が効かないときに行うか、はがし痛みや炎症が大きい場合はあらかじめ歯の周囲に麻酔をしても効かない場合が多いため伝達麻酔を行います。
下の奥歯の治療で伝達麻酔を行った場合,下唇の角の周囲の皮膚もしびれますが問題ありません。5〜6時間で麻酔が引きますのでご安心下さい。
お食事等は問題ありません。ほっぺたを咬んだり、熱い物で火傷をしないように気をつけてください。
伝達麻酔をする事で、痛み無く歯科治療を受ける事が出来ますので、我慢せずに痛いときはお伝えください.
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麻酔に関する注意点
歯科治療中の痛みのため麻酔を使用しますが、以下の点にご注意ください:
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麻酔がかかりにくい場合
炎症が強いと、通常の麻酔が徐々に痛くなることがあります。特に下顎の奥歯や骨が厚い部分ではその傾向が見られます。この場合、麻酔の量を増やすか、より効果ような「伝達麻酔」が行われることがあります。 -
伝達麻酔について
- 方法: 歯の神経の根元付近で麻痺を起こす方法です。 特に強い痛みや炎症がある場合に有効です。
- 効果時間: 通常の麻酔より効果が長く、5~6時間程度しびれが続きます。治療後は唇やほっぺたもしびれますが、時間の経過とともに自然に治ります。
- 注意点: 麻酔がかかっている間は、ほっぺたを噛んだり、熱い食べ物で火傷をしないように注意してください。
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伝達麻酔を使用する目的
麻酔は痛みを抑え、快適に治療を受けて取り組んでいただきます。痛みを感じた場合はご遠慮なくお伝えください。
伝達麻酔は必要な場合に限り使用し、痛みの少ない治療を目指しておりますのでご安心ください。